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指しゃぶりのやめさせ方(続き)
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

今日は昨日に引き続き指しゃぶりのやめさせ方
幼児期(3〜5歳)から6歳以上についてです。

ここから初めて読まれた方は、
指しゃぶりの原因影響から順に読んでいただけると
わかりやすいと思います。


さて、幼児期(3〜5歳)では、
幼稚園への入園などにより集団生活が始まります。
集団で生活する事で社会性の発達も顕著になり、
友達との遊びやお絵描き等、手を使う遊びが多くなる事から、
日中の指しゃぶりは自然に減ってくる時期です。
頻度の減って来た指しゃぶりに対しては、
生活リズムを整える、
外遊びを増やす、
手や口を使う遊びに誘う、
スキンシップをはかる

など、子供の生活環境を調整しながら、
子供自身の成長によって指しゃぶりをやめていくのを見守りたいものです。

しかし、この時期に退屈な時や眠い時に
無意識にみられる指しゃぶりが習慣化してしまうと、
なかなか自然にはやめられません


なので、こういうときは自分の行動を気づかせてあげ、
自覚を促す様な対応も有効的
です。
指しゃぶりの影響などをわかりやすく説明してあげる事で
子供の「やめよう」という意志が出てくるきっかけになると思います。

ただ,子供自身に「やめよう」という意志が育っても、
この時期はまだ自己コントロール能力が不十分であるため、
家族や周囲の人たちの理解や協力が必要です。

寝るときの指しゃぶりなどでは
就寝時に保護者がそばにいて手を握ってあげたりして下さい。
これだけでもかなり違うと思います。

また指しゃぶりをしている場面で注意するよりも、
しないですんだ場面で誉めてあげる方が、
指しゃぶりをやめやすいと思います。
怒られるより、誉められる方が「快い」ですからね。



学童期(6歳以上)で指しゃぶりをしている子は、
子供自身の指しゃぶりに対する認識や自覚は出来ているはずなので、
口の形態や機能への影響が大きくならない内に、
なんとかやめていく方向をとりたいものです。

もし、生活環境や親子関係などに
指しゃぶりを持続させている原因がありそうな場合
は、
まずその対応から考えましょう。
子供に強いストレスを与える様な生活環境の変化や、
親子関係の問題があったかどうか、
保護者と子供本人との十分なコミュニケーションをとりながら、
状況を把握していく事が重要です。
少しずつでも原因の除去が図れれば、
指しゃぶりの頻度も減ってくる事でしょう。



一方、明らかな原因がなく、
指しゃぶりが続いている子供には、
歯科医からの歯科的影響の説明により、
やめる動機付けをすることも重要です。


指しゃぶりの継続によって実際に歯並びや噛み合わせ等に
問題が生じている場合、
さらに悪化する可能性があることを説明し、
子供に納得・理解させ、そろそろ指しゃぶりをやめる様に促していきます。

ただ、やめようと決心しても、
いままで長期にわたり続けていた指しゃぶりを
突然やめる事はなかなか難しいので、
周りの人たちが精神的にサポートし、
子供に自信をもたせたり励ましたりしながら、
本人が努力してやめようとするのを見守ってあげて下さい。



子供がやめようと自覚した上でどうしてもやめられない場合は、
装置等の使用が有効的です。
口の中に入れる装置や手袋のように指にはめる装置等がありますが、
子供が十分納得し、歯科医との信頼を得て、
親との協力があって、より良い効果が期待できるでしょう。


この時期の子供の無意識の指しゃぶりには、
指に苦い薬を塗ったり、手袋をはめたりするのも有効です。


ここまで指しゃぶりをしていた子供には
大抵明らかな歯列・咬合の問題が生じて来ているかと思います。
なので、指しゃぶりをやめる指導と一緒に
口腔筋機能療法を行っていくのが良いと思います。

特に指しゃぶりによって開咬や上顎前突(出っ歯)になった子は、
唇が閉じられなかったり、舌癖があったり、
または吸唇・咬唇癖等が多くみられる事があります。
指しゃぶりをやめても、これらの癖が継続していると
咬合が自然に改善する事は困難になるため、
唇や舌のトレーニングを行う必要があるのです。


necoの娘は現在2歳7ヶ月ですが、
おしゃぶりを1歳位で徐々にはずしていきました。
その後、右手の人差し指をしゃぶる癖があったのですが、
現在はほとんどやりません。
その時私が意識してやっていたのが、
やはり「スキンシップ」と「コミュニケーション」です。
絵本を読む時も、ただ読んで聞かせるのではなく、
これはどこ?あれは何?猫ちゃんはどれかな?等、
子供自身の手で絵を指差しさせたり、
大好きなディズニーのビデオを見ている時も
一人で観させているだけではなく、
たまに声をかけてあげたり、お話の内容を聞いてみたり、
歌が流れれば一緒に歌ったり、驚いたり笑ったりと、
洗濯物を干しながらちょこちょこやっていましたね。

娘を寝かしつける時も
手をつないで寝たりしています。

雨の日にお外で遊べなくて
運動不足の時等には、
新聞紙なんかが大活躍です。
子供はビリビリ紙を破るのが大好きなので、
新聞紙をビリビリに短冊状に破って、
新聞紙の雪を作ってお部屋にまいて遊び、
最後はゴミ袋に入れる競争をしておしまいです。


もし、皆さんのお子さんで指しゃぶりをしていて、
どうしたらやめさせられるのか悩んでいる方の
何か参考になれたら幸いです。



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歯科雑学 11:06 comments(9)
指しゃぶりのやめさせ方
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。


ちょっと間が空いてしまって申し訳ありませんでしたが、
今日は以前にお話した指しゃぶりの原因および影響から続いて、
指しゃぶりのやめさせ方についてお話したいと思います。
ここから読まれるよりも、原因影響のところから順に読んでいただけると
話が理解しやすいかと思われます。


指しゃぶりのやめさせ方と言っても、
今指しゃぶりをしている赤ちゃんから小児まで、
同じ様にやめさせるのではなく、
その年齢によって指しゃぶりの意義がある事は
指しゃぶりの原因のところでお話しました。

なので指しゃぶりへの対応・指導も各年齢・状況によって異なるので、
分けてお話していきたいと思います。

今回は乳児から幼児期(1〜2歳)への対応です。


乳児期の指しゃぶりは、発達的意義の大きなものなので、
やめさせようと考える必要はありません。

色々なめたりしゃぶったりしながら子供は育っていくものなので、
おおらかな気持ちで見守って下さい。
しかし、ただその様子を見て行けば良いというものでもなく、
指を口の中に入れて深く強く吸うという「哺乳」に近い行為のみが
長時間にわたってみられるようなら、
一度哺乳の状況を確認してみましょう。

哺乳時間の間隔や母乳の量・授乳時間の不足など、
赤ちゃんの哺乳に関する本能が十分満たされていない場合、
指しゃぶりによる代償行為で紛らわしている可能性があります


また乳児期の口遊びは指や手から徐々に身の回りのものに広がっていきますが、
これを遠ざけてしまうと指から次の段階への興味の対象が移行せず、
指しゃぶりが定着する事があります。

なので、口に入れてなめても危険のない
清潔なおもちゃ等を用意してあげ、
口遊びをたくさんさせてあげましょう。

おしゃぶりの場合も同様ですが、
指しゃぶりをおとなしくしているからといって
そのまま放置しておくことは、
幼児期以降の指しゃぶり癖の継続につながる可能性があるので、
周囲への関心を育てるためにも
声かけやスキンシップをはかりながら、
子供がいきいきと反応しながら生活しているかどうかを
見守って行く事が大切です。




幼児期(1〜2歳)
この時期の指しゃぶりは、まだ生理的な指しゃぶりの延長と考えられるため、
無理にやめさせる必要はありません。

子供が自らの発達の中で、遊びや言葉によるコミュニケーションを発展させ、
指しゃぶりの頻度が減っているようでしたら、
そのまま見守ってもいいでしょう。

しかし、昼間も頻繁にみられたり、
遊びの場でもみられる場合には
指しゃぶりを「子供のサイン」として受け止める対応も必要になってきます。

子供の生活状況を見直し、
生活リズムや外での遊び、親子のスキンシップ等に問題がないかを考えてみて下さい。
夜型生活による睡眠不足
運動不足などが、指しゃぶりの継続を助長する一因となる可能性があります。
子供の生活リズムを整え、
外での遊びでエネルギーを十分に発散させる事で、
指しゃぶりより楽しい事に目を向けられるようにしてあげてください

一方、親とのスキンシップが不足しているば場合には、
子供とおしゃべりを楽しんだり、
手遊びでスキンシップをはかることによって
子供の手や口が相手に働きかけるコミュニケーションの手段として発揮され、
指しゃぶりの頻度が減ってくるものと思われます。



この時期の指しゃぶりを、
強制的に(指に苦い薬を塗る等)やめさせる事は、
子供の「快い」手段をとりあげる行為であり、
不安や緊張の解消手段を失う事でもあります。
そうした場合、指しゃぶりはやめても、
他の癖(爪を咬む等)に移行したり、
精神的に不安定になる場合もみられ、
またそれでもやめられない子は、
かえって指しゃぶりへの執着が強くなる恐れもあるので、
強制的な対応は避けた方が良い様に思われます。



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歯科雑学 11:55 comments(5)
スコティッシュフォールド
200809281403001.jpg
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

今日は娘の消耗品等の補充に買い物に来ています。

いつも行くお店にはペットショップが入っているので、
動物に飢えているnecoは、毎回娘を連れて立ち寄るのですが、
今日は凄く気持ちよさそうに寝ている
スコティッシュフォールドの赤ちゃんがいたので、
思わず写真を撮ってしまいました(笑)


やはり猫が飼いたいなぁ〜と思うnecoなのでした。


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neco‘s private 15:06 comments(6)
台湾の不思議なデザート
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

本日は山崎院長先生による台湾雑学のコーナーです。
それではお楽しみ下さ〜い。↓


このデザートは、
"青蛙下蛋"~~~飲品名
だそうである。

<青蛙下蛋.JPG>


ご覧の通りまさに蛙の卵である。
最初はタピオカとかにゴマとかを仕込んであるのかと思ったのです。

なんて手の込んだ・・・と思ったら・・・
木の実なのだそうで、まさしく果実でありました。

葡萄の小さいのを想像すれば、
あぁ!と食感とかの想像がつくでしょう。

種は気にしないで一緒に食べちゃいます。

味は、やや薬草というかそんな臭みが多少有ります。
腎臓に良いと聞きました。

<麻卓郷土客家料理.JPG>

埔里(プーリ)にある麻卓郷土客家料理という、
その名の通り「客家(はっか)料理」のお店で食べました。



その他の名産は、
<水筍子.JPG>
「水筍子」旬の水竹の子。
これは、皮をむいて、刻みニンニクの乗った味噌だれでいただきました。


<金針湯.JPG>

「金針湯」百合の花のスープ。
これは台湾では定番です。


<炒米粉.JPG>

「炒米粉」ビーフンの炒め。
これも、台湾ではよく出る料理ですが、
具に干しエビの他に干しイカが入っているのが客家料理らしかったのです。




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neco的には最初の青蛙下蛋にぎょっとしました。
なんてクリソツな・・・・(苦笑
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台湾雑学 14:37 comments(6)
指しゃぶりの影響
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

今日は昨日の指しゃぶりの原因に続いて、
その影響についてお話しますね。


指しゃぶりをすることによって
どんな影響が出てくるのか気になりませんか?


指しゃぶりの影響は歯科で取り上げられる事からも分かるように、
歯並びや噛み合わせに顕著に現れます。
開咬、上顎前突、V字型歯列(横幅が狭くV字型になっている歯並び)、交叉咬合等になりやすいです。
指しゃぶりの影響は、その子の骨の硬さ、筋肉の強さ、遺伝的要因(顔面骨格型)等に加え、
しゃぶる指の種類や頻度、持続時間、吸引の強さなどによって
個人差が生じてきます。


指しゃぶりをする子供の全てが不正咬合になるわけではないですが、
指しゃぶりが長時間続く程、
歯並びや噛み合わせへの影響は大きくなってくるでしょう。



指しゃぶりをしているお子さんをお持ちのママは、
自分の子がどの指をどういう風にしゃぶっているかを観察してみて下さい。


最も多く見られる親指しゃぶりを例に挙げると、
親指の掌面(指紋がある方)が上の前歯の裏側、そこから続く上顎を圧迫し、
親指の背面(爪がある方)は下の前歯と接触します。
その結果、
上の前歯は上方または唇側へ、
下の前歯は内側へ傾斜してきます。
また、生え変わりの時期では、
永久歯の生え変わりを妨げる場合もあります。


さらに指を強く吸う場合では、
頬の筋肉が収縮し、
上の歯列が内側へ傾斜して、
いわゆる「V字型」になります。
これにより、奥歯が交叉咬合になる事もあります。


4歳以下で軽度の出っ歯であれば、
指しゃぶりをやめることで自然治癒が望めますが、
5歳以上(特に生え変わりの時期)まで指しゃぶりが続いた場合は、
上記のような不正咬合を引き起こします。


また歯並びだけではなく、
口元や横顔にも影響が出てきます。

これは指しゃぶりにより出っ歯になった事によって、
口元も突出し、口唇が閉じにくくなってくるんです。
そのために、いつもポカ〜ンと口を開けている状態、
つまり口呼吸をするようになります。
口唇の筋肉は緊張がない緩んだ状態です。


さらに開咬状態になることにより、
前歯で物を噛み切れない事や
口唇を閉鎖出来ないためクチャクチャと音を立てながら食べる事や、
食べ物を飲み込む時に舌を前方に押し出す「異常な嚥下」等の
問題が生じてきます。


ついでに舌を上下前歯の隙間に出しながら発音をするようになり、
サ行、タ行、ラ行等の発音が舌足らずな感じになってくる事もあります。


これに加え、
指しゃぶりの指によって舌が下方に抑えつけられ、
低位舌(舌が口の中で低い位置にある状態)などの問題がおきてきます。



このように、指しゃぶりは歯並びの問題だけではなく、
二次的に咀嚼(咬む事)、嚥下(飲み込む事)、発音、呼吸等の
口腔機能にも影響を与えるんです。






では、
指しゃぶりはどのようにやめさせていけばいいのでしょうか?


それはまた明日の記事で。




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歯科雑学 13:51 comments(4)
指しゃぶりの原因
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

今日は以前お話した筋機能療法に続いて、
口腔習癖についてのお話をしたいと思います。
(後に舌の正しい位置についてもつながっていきますので、
シリーズ化しました。)

「口腔習癖」って??
いわゆる指しゃぶりや舌突出癖、口呼吸といったものです。
今日はその中の指しゃぶりについてにしましょうか。


指しゃぶりの原因は、
子供の「身体と心の発達」という視点からとらえられることが多いようです。

赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時から(胎生20週頃から)
指しゃぶりをしています。
necoの娘もお腹の中にいる時にエコー画像で確認できました。
おっ!吸ってる吸ってる!って嬉しく見てたのを覚えています。
これは、出生後すぐに自力で母乳が吸えるようになるための
練習ではないかと考えられています。




指しゃぶりの原因については様々な学説があります。

一つは「子供の成長・発達に伴う生理的な指しゃぶり」です。
新生児は、口の周りに乳首様のものが触れると、
口をその方向に向ける探索反射
それを唇で挟み込むようにして口の中に取り込む口唇反射
舌を使って吸う吸啜(きゅうてつ)反射
という原始反射が備わっています。

生後2ヶ月頃になると手の動きが活発になり、
偶然口に触れた指を吸う行動が見られ、
原始反射と手が結びついていきます。

3〜4ヶ月頃になると、自分の手をじっと見つめたり、
口に持って行く動きが見られ、
この頃から原始反射的な動きは徐々に弱くなり、
代わりに随意的な運動へと変化していくとされています。

この時期の指しゃぶりは
「反射的な吸啜」から「噛んで飲み込む」という随意的な運動が必要とされる
離乳期のステップへ移行するための発達を促す役割を果たすもの
で、
機能の発達面での意義があると考えられています。


手で物を握る事ができる様になると、
指だけではなく身の回りの手に触れたものを握り
口の中に入れてなめたり、しゃぶったりする行動が見られる様になりますね。
この頃は身の回りに危険なものを置いておけなくなり、
ママは気が気じゃありません(苦笑
感覚の鋭敏な口や手を使って、
感触や味などから身近に存在するものを探って認知し、
しゃぶる事でさらにその感覚が高められるという
重要な役割を果たしている
と考えられています。


乳児期後半になると神経筋の発達により
口を使っての認識は段々不要になってくるため、
指しゃぶりによる機能発達面での意義は薄れていき、
指しゃぶりは徐々に減っていきます

なので、2歳頃までの指しゃぶりは
生理的な範囲に含まれ

歯並びに影響が出たとしても
指しゃぶりをやめれば自然治癒が期待できます。


また、乳児にとって「吸う」という行動は、本能的な衝動であり、
口からの刺激は「快い」刺激として、
感覚的な満足感を与えると考えられています。
このとき、授乳時間や母乳の不足、
早期離乳などにより、この要求が授乳期に十分満たされない時に
乳児に不満足感が残り、
代償的に指しゃぶりをしてこの要求を満たそうとする事が原因と考えられます。


さらに吸啜には、不安や不快を和らげる癒しの効果がある事が知られています。
夜泣きをしている赤ちゃんにおしゃぶりや哺乳瓶をあげると
ミルクや母乳が出ていなくても泣き止みますよね。
子供は空腹、眠い、退屈、見知らぬ人と出会う等、
不快や不安な状況に出会った時に
指しゃぶりをすることがあります。
これはこの不快や不安な状況を自力で解消しようとする行動だと考えられています。
necoの娘も私が強く怒った時等に、
この指しゃぶり行動がみられますね(汗


二つ目の学説は「学習の過程で単に習癖として残ったもの」です。
子供は集団生活をするようになると
友達と遊ぶ機会が増え、
昼間の指しゃぶりは減って行きます。

通常、ほとんどの子が4歳頃までに指しゃぶりを自然にやめていきます。

一方眠くなった時、就寝時、不安や緊張の強い時などの
ある決まった状況下で指しゃぶりがみられます。
指しゃぶりをする事で、上記に示した「快い」「落ち着く」「安心」という
精神的充足感が味わえる事を学習し、
無意識に何度も繰り返すうちに
」として身に付いてしまったという考え方です。


また指しゃぶりをする子は敏感で感受性が強い傾向があったり、
対人関係、家族関係が指しゃぶりの発言に深く影響すると考えられています。



学童期になっても指しゃぶりを続ける子供の中には、
その子自身だけではなく、
その子を取り巻く環境などの影響が原因となっている場合もあります。
「なぜ指しゃぶりをしているのか?」
「家庭環境や親子関係」
等にも注目した対応が必要になることも。



さて、ここまで指しゃぶりの原因についてお話してきましたが、
ではこの影響はどう出てくるのでしょう??

それはまた明日の記事で。


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歯科雑学 17:10 comments(6)
市民公開講座inカザルスホール
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

昨日は以前お話していた、市民公開講座に行ってきました。

場所は東京千代田区神田駿河台にあるカザルスホールにて行われました。

ここは普段は演奏会等に使用されているらしく、
音響効果が凄く良かったです(講演ではあまり関係ありませんが/苦笑)


小児歯科の白川先生の講演では、
睡眠不足による脳への影響や、
生活リズムの乱れによる悪影響等のお話が印象的でした。
うちの娘は就寝時間が10時半と遅い為、ちょっと心配になりました。


富永先生は自分の臨床例を主に
矯正治療により歯並びを改善することで、
人とのコミュニケーション力がアップしたり、
笑顔が自然で素敵になったり、
歯並びのコンプレックスがなくなったりと
歯並びが人生のすべてを変える訳ではないけれど、
長い人生の中で上記の事に深く関与していたりして、
性格や人とのコミュニケーションに影響が出てくるというお話でした。

勿論、歯並びだけで性格が決まるはずはないのですが、
歯並びの悪さをコンプレックスにしている子は
歯並びが性格形成や人とのコミュニケーションに
かなり大きく影響しているのかもしれません。


necoは主人と子供と聞きに来たのですが、
子供もかなり静かにしていてくれて、
人様に迷惑かけることなく
講演会を無事終了まで見る事ができました。


その帰り道では、
娘はかなり眠かったらしく、
少しぐずった後、
電車の中で爆睡でしたが(苦笑

もう少し娘と一緒にいてあげる時間が
あればなぁと思うnecoなのでした。


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neco‘s private 10:02 comments(12)
ハロウィンinディズニーランド
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnekcoです。

今日はだいぶ日が空きましたが、
necoの家族が9月の14日に行ってきた
ディズニーランドの様子をご報告したいと思います。

シンデレラ城正面

さて、皆さんも知っての通り、
ディズニーランドは夢と魔法の国です。
なので、ある程度の仮装は許されておりますが、
実は全身仮装は普段の日は入園できません。

シンデレラ城後ろ

しかし、このハロウィンの特別な期間中のみ
「全身仮装」での入園が許可されるんです。

なので、園内は
キャスト以外の方のいわゆる「コスプレ」が目立ちました。

明らかに素人さんなんですが、
なぜか一般の方が写真を撮る為に列を作るという
奇妙な光景に遭遇しました(苦笑


ホンテッド入り口前

さて、なんと言ってもハロウィンの期間中は
「ナイトメア・ビフォアクリスマス」のキャラクターで彩られる
ホンテッドマンションに行かねば!!って事で、
necoがぷーさんのファストパスを取りに行っている間に、
主人と子供に先に並びに行ってもらいました。
100分待ちだったそうですが、
進みが早く、そんなに並ばずにいざ館内へ〜。

ホンテッド入り口

ハロウィンには何回か来ていますが、
この時期のホンテッドマンションは凄く混んでいるので、
いつも敬遠していました。
しかし、せっかく娘もいるし、
乗ってみようよって事になり、
初めて見ましたが、
ホンテッドマンションのベースをもとに、
また違った感じに装飾されていて、
新鮮でした。


後はプーさんのハニーハントに乗れれば、
満足だったのですが、
娘が「ダンボ」に乗りたいというので、
並ぶ事に。

それを降りた頃に丁度パレードが始まったので、
見てました。

パレード(デイジー)

今年のハロウィンのパレードは
ヴィランズやディズニー映画をテーマにした仮装をして、
ハロウィーンパーティーを楽しむミッキーとディズニーの仲間たちです。

パレード(ミッキー)

そこにパーティーを乗っ取ろうとするヴィランズが登場!

「ハロウィーンの主役はオレたちだ!」と暴れ出すヴィランズに、
ディズニーの仲間たちはゲストと力を合わせて立ち向かいます。

パレード(チップデール)

パレード(スティッチ)

みんなでいっしょに楽しいハロウィーンを取り戻そう!というパレードでした。


朝も早かったので、
少し早めのお昼をスプラッシュマウンテンの中にある
「グランマ・サラのキッチン」へ。

お昼

ここは世界一の料理の腕前をもつ
ジャコウネズミのサラおばあちゃんのレストランです。


お昼も食べ終わり、
少しのんびりしようかって事で、
ショー系を見て回ることに。
カントリーベアーシアターを見た後、
7月25日に新しくなった「魅惑のチキルーム」へ向かいました。

ハワイの鳥たちが繰り広げる魅惑のショーに、
あのいたずら好きの「スティッチ」が登場!

チキルーム

チキの神々やゲストを巻き込んでの、
にぎやかなショーになってました。

そろそろプーさんの時間になったので、
プーさんのハニーハントに乗った後、
そのお隣のトゥーンタウンへ入りました。

トゥーンタウン内5

ここもハロウィンの装飾がいっぱいにされていて、
いたるところ
カボチャ・カボチャ・カボチャ。
トゥーンタウン内4トゥーンタウン内3

トゥーンタウン内2トゥーンタウン内1

やはりディズニーは凄いですね!!(笑

なんだかんだで、
ミッキーの家でミッキーとも写真を撮れたし、
10個位乗り物やショーに入れたかな。

次の日もお休みだった為、
ちょっと無理して夜のパレードまで見て帰ってきました。

帰りのゲートの上には
「COME AGAIN」の文字が。
帰りゲート

これだからディズニーはやめられない!!(笑

帰りゲート2

また春先にでも来ようと計画しているnecoなのでした。



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neco‘s private 15:20 comments(12)
9月の手作り
200808252158000.jpg
こんにちは〜、今日はお彼岸で主人のお祖父さん宅に向かっている途中のnecoです。

昨日は関東は台風一過で凄く良い天気でしたね。
洗濯機を一日中まわしてました。

さて第三土曜日お休みのnecoは
久々の手作りdayでした。

今回はビーズ編みのシュシュです。

ブルー中心で作っているところから、
夏用なのは察しがつくかと思います(苦笑)


ん〜、冬ならOKかなって事で、冬につける事にします。

このシュシュは全周にビーズが編み込まれているので、
結構重みがあります。
なので、髪の毛がキューティクルな人や少なめな人は、
するっと落ちてしまうかもしれません。
あいにくnecoは髪の毛の量が多く、
ちょっとキューティクルではないので、
落ちる心配はなさそうです(苦笑)



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necoの手作り作品 10:53 comments(8)
筋機能療法(まず初めに〜)
こんにちは〜、あおと矯正歯科のnecoです。

3日間あった学会も無事終わり、
通常通りの日常に戻った訳ですが、
その間に溜まってしまった仕事をしていたら
ブログの更新を忘れていました。

学会の写真や講演会のお話、
necoがその前に行ったディズニーランドの話などを書こうと思っていたのですが、
学会惚けのせいか、
写真類を全て自宅に置いてきてしまった為に
それらの話は来週にまわします。

なので本日は
久々の歯科雑学のお話。

前々から本格的に勉強したいと思っていた「筋機能療法」についてです。



「筋機能療法」とは??
そう思う方もいらっしゃると思いますので、
簡単に説明しますね。

不正咬合の中でも、
「開咬(前歯が被さらずに開いている状態)」や「上顎前突(出っ歯)」は
家系や遺伝だけではなく、
指しゃぶりや舌突出癖、
口呼吸等によって引き起こされます。

歯の位置は
歯を取り囲む「舌」や「口腔周囲筋」の
バランスにより影響を受けています。

このバランスが崩れる事によって不正咬合が成立します。
例え矯正治療によって歯を奇麗に並べても
このバランスが崩れていると
後戻りがしやすいと言われています。

そこで筋機能療法により
指しゃぶり等により二次的に生じた舌突出癖や
口呼吸により弛緩した口唇を、
舌や口唇の訓練によってバランス(調和)のとれた状態に改善していきます。
つまり、「筋機能療法」とは
咀嚼・嚥下(物を飲み込む事)・発音・安静時の舌の位置や口唇の位置、
呼吸などの口腔機能の改善を目指して、
舌や口腔顔面筋を訓練し、
筋肉を調教させる療法なんです。



じゃあ、正しい舌の位置とかってどこなの??

皆さん何処だと思いますか?


それは・・・・
















また次の機会に〜(気になりますね〜/笑)


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歯科雑学 18:35 comments(2)
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